ダーツ上達のコツ!
「効率のよい練習」を知って「コツ」をつかもう!
2022.7.14ダーツ上達
ダーツをプレイしていれば誰もが上手になりたいと思うものです。
しかし毎日練習してもなかなか上達しない・・・そう感じている方も少なくないのではないでしょうか?
練習を重ねても成果が出ないと「上達しない=才能・センスがない」と考えてしまいがちです。
しかし上達のスピードには個人差ももちろんありますが、練習方法があまり効率のいいものでない場合も多くあります。
ダーツの練習では狙い通りに飛んだ理由、外してしまった理由を自分なりに『考えながら練習する』というのが上達のコツになります。
ダーツを始めたばかりのうちは1ゲーム中にブルへ1本入れるだけでも難しいと思いますが、ブルを外してしまっても気を落とさず、狙った位置と違う場所へ飛んでしまったダーツを見て一度外れた理由を考えてみましょう。
例えば上へ外れてしまったら手離れが早くなかったか?右へそれてしまっていたら肘は投げ終わりまで正面に向けていたか?などになります。
とはいえダーツは他スポーツに比べて書籍やスクールが少ないため、具体的に『考えながら投げる練習』をどう行えばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
そこで、JAPANプロ資格をもつダーツハイブスタッフがオススメする『考えながら取り組めて上達が実感できる』カウントアップを使った練習方法を1つご紹介いたします。
目標をしっかりと定めた練習方法で考えながら投げる!
達成の積み重ねで上達を実感!
ゲーム内容
カウントアップ
ステップ1
8ラウンド中全てのラウンドでブルに1本入れる
まずは得点を気にせず各ラウンドでブルを1つ入れることができたら達成としています。
もちろん最初のうちはゲーム中1回もブルに入らないというのも珍しくありません。
しかし点数ではなくブルへ意識を集中することでバラバラだったダーツが徐々にまとまりを見せてきます。
1ラウンドで投げる3本がダブルリングの内側に収まってくれば「狙う」という点で充分上達しています。
各ラウンドの3投にしっかり集中し、狙い通りブルに入ったときはなぜ入ったのかを考え、その時の感覚や腕の振り方などを意識してみましょう。
1ゲーム中に数回ブルに入るようになり、成功が続くとプレッシャーも出てきますが、ズレがあれば3投のうちに修正していくイメージで各ラウンドしっかりと集中して投げましょう。
徐々にブルの入るラウンド数が増えていくことで上達を実感できますよ♪
ステップ2
8ラウンド中全てのラウンドで100点以上
各ラウンドでブルが安定して入るようになってきたら、次は得点にボーダーを設定してみましょう。
得点といっても、こちらも総得点ではなく1ラウンドで100点(LOW TON)以上を目指します。
1ラウンド1回のブル(50点)を活かしながら100点以上を狙います。
ステップ1はブルのみを狙う内容でしたが、今回は展開によっては点数の高いナンバーも狙っていかないといけません。
ナンバーを狙う際は、投げる時の立ち位置・体、腕の角度・リリースポイントなどをどう調整するかを考えながら投げましょう。
ステップ3
8ラウンド中のいずれかでハットトリックを3回出す
3投すべてをブルに入れなければならなくなることで、同じ1投目でもプレッシャーのかかり方が変わり、2投目、3投目と進むにつれてそのプレッシャーは大きくなっていきます。
1投目がブルに入ったら落ち着いてリズムを作るなどして1投目の動作を再現し、ハットトリックを狙いましょう。
ステップ2をクリアできている状態であれば充分に達成できる課題ですので、ここでは外せないというプレッシャーに負けないメンタルと、1投目が外れても気を取り直せる諦めない気持ちを身につけグルーピング(狙った場所にダーツをまとめる)を強化しましょう!
カウントアップで1,000点を出すのも、もうすぐです!
ステップ4
8ラウンド中にハットトリック3回、100点以上を5回出す
ステップ4はここまでの練習の総決算になります。
この段階にくると技術的なレベルはかなり高くなっていますので、安定して実力を発揮できるメンタル面が重要になってきます。
全てのラウンドでハットトリックを狙っていき、外れてしまっても落ち着いて100点をキープしに行きましょう。
課題というより自分の実力を測るテストのような意識で取り組んでみてください。
ここが達成できれば実力はプロレベルです。プロテストの受験も視野に入れてみましょう!
ステップ5
8ラウンド全てでハットトリック
こちらはトッププロでも狙って出すのは難しい内容となっており、点数にして1,200点となる「ブルパーフェクト」はカウントアップというゲームにおいても最終的な目標の一つだと思います。
このステップまで来ると実力も相当ですが、常に練習には目標を設定して考えながら投げる事を続けていきましょう。
まとめ
ご紹介した練習方法は、得点には重点を置かず1ラウンドずつの成功の積み重ねでクリアとしており、カウントアップは1ゲーム8ラウンドで構成させているためゲーム終了までに8回結果を見直すことができます。
1ラウンド1投毎によかった点、悪かった点を考えることで、1ゲーム中1ラウンドしか入らなかったブルが2ラウンド、3ラウンドと徐々に増えていくと思います。
もちろんひたすら投げ込み、点数を上げていくのも練習として間違いではありませんが、上達を感じにくかったら細かい目標を設定し考えながら投げるという点を加えてみてはいかがでしょうか?
細かい成功を積み重ねる事で上達を実感しやすくモチベーションもアップしますよ♪