2024.9.13 発売商品
「ヴェイル オブ エタニティ」は、所持コイン数や召喚数の上限を常に念頭におきながら、場に並んだモンスターや精霊を選抜し、効能の相乗効果を狙って売却か召喚を繰り返すゲームです。
【ゲームの流れ】
1人ずつ順番に、毎ラウンドのはじめに配置される場のカードに自色のコマを置くことでカードの「捕獲」をしていきます。
この捕獲したカードの効能を活用するには、手札に入れて手元に出す「召喚」をする必要があり、そのためにはカードの左上に記された値と同じ価値分の魔石が必要です。
この魔石を集めるためには、カードを手札に入れずに捨てる「売却」をしなければなりません。
そうすることで、カードの色に応じた種類と数の魔石が手に入るのです。
ゲームに登場する70種類のカードはどれも1枚ずつしか存在しません。
つまり、一度売却してしまったカードの効能はもう使えないのです。
どのカードの効能を活用し、どのカードを売却して魔石にすべきか、慎重に検討することが求められます。
【2つの制限】
「毎ラウンド価値3の魔石がもらえる」「価値3の魔石を使用するごとに得点獲得」など、カードに書かれたクリーチャーの効能はどれもユニークなものばかり。
それらをうまく組み合わせることで、相乗効果を生み出す「コンボ」も完成させられます。
そのためには、あれもこれもとたくさんカードを召喚したいところですが、2つの制限によって一筋縄にはいきません。
・ゲーム中はつねに、所持できる魔石は種類を問わず4個まで
・手元に召喚できるカードの枚数は、現在のラウンド数と同じ数
たった4個という魔石の厳しい所持制限の中でうまくやりくりするためには、価値1、価値3、価値6の3種の魔石を効率よく集めることが重要です。
クリーチャーのカードには赤、緑、青、ピンク、紫の5色があり、色ごとに、売却時に得られる魔石の種類や数が異なります。
たとえば、緑のカードを売却すると価値1が4個、青のカードなら価値3が1個、といった具合です。
どの色のカードを売却するとどの魔石がもらえるのかを見極め、効能を使いたいカードのみならず、売却したいカードも慎重に選びとる必要があります。
また、召喚できる枚数に限りがあるのもポイントです。
1ラウンド目は1枚、2ラウンド目は2枚と、徐々に上限が増えていくことを踏まえて、後半に向けたカード集めに勤しんだり、より効果的に効能を発動させるにはどの順番で召喚するべきかを考えたり、先々の展開を見据えて慎重に計画していきましょう。
こうして、制限をうまく乗りこなしながらカードを召喚し、効能を発動させることで得点を競い、誰かが60点以上集めるか、もしくは誰も60点に到達せずに10ラウンド経過したらゲーム終了で、そのときいちばん高得点だった人が勝者となります。
【ここがおすすめ】
多種多様なカード効能の組み合わせによる相乗効果、いわゆる「コンボ」を狙う考えがいはもちろん、厳しい制限の中でより効率良く立ち回るためにはどうするべきか悩ましい選択を迫られるゲームです。
また、ライバルがうまく使えそうなカードを渡さないように先んじて捕獲して牽制したりといった駆け引きによって、遊ぶたびに新たな展開や戦略に出会える奥深さを兼ね備えています。
世界各地の神話に由来する、バラエティに富んだ70種のクリーチャーのデザインも魅力の一つで、大人がじっくり楽しめるゲームとしておすすめです。
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