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ダーツが真っ直ぐ飛び、刺さるのはフライトがあるから!フライトの選び方

2018.11.15ダーツ知識

メインビジュアル

フライト(Flight)は、ダーツの中で文字通り「羽」の役割をもち、スロー時の空中姿勢を安定させるパーツです。
また、フライトはダーツを構成するパーツの中で最も目立つ部分のため、マイダーツのドレスアップという点でも大事な部分になります。
デザイン・色・形など、様々な種類がありますので、自分に合ったオシャレなダーツを目指してみましょう。

ダーツフライトの役割

多様なデザインでどれを選ぶか迷うフライトですが、そのフライトを装着していないダーツはどのように飛ぶでしょうか。

フライトが装着されていない(姿勢制御の出来ない)ダーツは、頭が横や縦に傾いたり回転したりと、飛行姿勢が全く安定しないため、どんなに上手な人がまっすぐに投げたとしても、そのダーツはボードに当たりこそすれ、安定した刺さりはありえません。
それ程に、フライトの持つ姿勢制御はダーツを飛ばすという中で非常に大切な役割をもっているのです。

フライトの姿勢制御とは、飛んでいるダーツを進行方向に向け真っ直ぐに修正し安定させることです。

また、ダーツが飛んでいる間は正面から風を受けることになりますが、これをフライトの面積や形状によって受ける風量を調節する事で、ダーツの飛びに変化が生まれてきます。

この制御力の違いにより様々な飛びや飛びの軌道に対応できるように、フライトも様々な形状が誕生しました。

ダーツフライトの選び方

まだダーツを始めたばかりで、安定して真っ直ぐ飛ばす事が出来ない初心者の方は「スタンダード」や「シェイプ」などの、フライト面積が大きい物がオススメです。
フライト面積が大きい=空気の接地面が大きいという事であり、大きければ大きい程ダーツの軌道を真っ直ぐにしようとする修正の力が大きく働きます。
しかし、空気の接地面が大きいという事は空気抵抗も大きく受けるという事であり、ダーツが失速しやすいという事でもあります。

安定してある程度ダーツブレずに飛ばせるようになってきたら、「スリム」や「ティアドロップ」などの、面積が小さめのフライトを試してみて下さい。
小さいフライトは空気抵抗をあまり受けないため、軌道を修正する力は小さくなりますが、ダーツが失速する事無く的まで飛んでいきます。

とはいえ、上級者の方が皆フライト面積の小さい物を使用している…という事はありません。
実際、プロでもスタンダードやシェイプ形状のフライトを使用している選手は大勢います。

自分のプレイスタイルに合う形状を見つけるのも大事ですが、結局のところ、フライト選びで一番大事なのは自分の好みです。
フライトはダーツ部品の中で最も目立つ箇所なので、自分の色を出して周りにアピールしていきましょう!

フライトの大きさによる空気抵抗と飛びの違い

ダーツフライトの種類(形状)紹介

ダーツを構成する部品は、バレルやシャフト等のパーツ一つを取ってもとにかく沢山の種類がありますが、その中でもフライトは形状やデザインの組み合わせから、恐らく1番種類が豊富です。

更に、昔はフライトといえば紙で出来た折り畳みタイプが主流でしたが、現在は「フライトL」や「フィットフライト」といった一体成形(形状記憶型とも)フライトが主流になりつつあります。

成形フライトはプラスチックを主とした素材で出来ており、今までのフライトでは実現できなかった透明感やデザインが可能になりました。
何より、従来のフライトで起こっていた「プレイの際にフライトが畳まれていく」という事がなくなり、常にフライトが90度に開いた状態を維持できるのが人気のようです。
但し、一体成形のフライトはダーツケースやカバンにしまう際に折り畳む事ができないので、フライトを単体で保護する専用のケースや、フライトを装着したままダーツを丸ごと収納できるダーツケース(ドロップインケース)が必要になってきます。

また、「フィットフライト」は通常のフライトと異なり、シャフト側ではなくフライト側に差込口があるため、 同メーカーから発売されてる専用シャフト(フィットシャフト)が必要になります。

他にも3枚羽根や、フライトにひねりを加えてダーツが回転するように作られた物もあり、フライトの種類は非常に豊富です。

スタンダード

スタンダード

文字通りの基本となる形状で、面積が広い分、紙飛行機のようにバランスを取りながら安定した飛行で弧を描くようにして飛びます。
ただし、フライト面積が大きい=空気抵抗が大きいので、投げた矢が失速しやすく、比較的ゆっくりと飛びます。
ダーツのブレを修正し、軌道をとりやすいので初級者の方や 飛びの軌道を修正、確認したい方におすすめです。

シェイプ(スモール)

シェイプ

スタンダードよりも下の部分が絞られて面積が少し狭くなっている形状が特徴です。
スタンダードでは浮力が強すぎるように感じる方で、軌道が弧を描く場合にお勧めです。
全体的な面積はスタンダードに比べて小さくはなっていますが、それでもカイトやティアドロップに比べて広い面積を持っていますので、軌道を修正する力も十分です。
プロプレイヤーのフライトにもこのタイプのものが多く、デザインも豊富なため現在もっともポピュラーな形になっています。

ティアドロップ

ティアドロップ

スタンダードやシェイプと異なり、曲線的な形状が特徴です。
面積的にはスタンダードとスリムの中間くらいですが、細身でスピードが出やすいので、投げる時のイメージはスリムに近いかもしれません。
スリムのような鋭い飛びに一定の浮力を求める方におすすめです。

スリム

スリム

面積がとても小さく空気抵抗が少ない為、矢速を落とすこと無く的まで届かせる事ができます。
投げる動作が早い方や、テイクバックが少ない方が好んで使用されているようです。
しかしスピードが出る分、安定性が悪いので飛んでいる最中ダーツが暴れやすくなりますので、まだダーツを真っ直ぐ飛ばす事に慣れていない初心者の方にはオススメできません。
しっかり飛ばす事が出来る様になれば、面積が小さい分グルーピングが有利になるので、ダーツの軌道がしっかりと取れている方向けのフライトです。

カイト

カイト

ティアドロップの上部分を広げたような形状です。 面積が増えるので、ティアドロップと比べると弧を描く軌道をとりやすい反面、ダーツは失速しやすくなります。
スピードを抑えて軌道をを取りたい方や、ティアドロップでダーツの軌道修正に不安が残る…という方にお勧めです。

ブレット

ブレット

スリムよりもフライト面積が狭く、軌道修正力は最低と言える程ですが、その分減速が無いため直線的にダーツを飛ばす方におすすめフライト。
グルーピング時に弾かれることが少なく、狙ったところへのシュート力は高いフライトです。

特殊形状

特殊形状

メーカーオリジナルの形状で、他とは一味違った様々な飛びを演出してくれます。
多くは海外製で、「ねじれ」が付いたタイプや、トマホーク、ハートなどの名前種類があります。

ダーツフライトへの加工(穴あけ)

ダーツをプレイしている時、スローイングした際にフライトが外れたり、ボードへ刺さった衝撃でフライトが外れたりする事にお悩みの方は大勢いらっしゃる事と思います。
そこでオススメするのが、フライト穴空けを施す事でプレイ中のフライト抜けを防止する加工です。

フライトに穴をあけ、シャフトリングを通してからナイロンシャフトに装着することでフライトがロックされて外れにくくなります。

また、先にフライトにシャフトリングを通してからシャフトへ装着する事で、シャフトリングがフライトの中に固定されるため、フライトが外れた際にシャフトリングが飛んでいって無くす…という事も少なくなります。

穴あけの種類とサイズ

スロットロック

スロットロック

シャフトリングをフライトに通してから装着する事で、よりしっかりとロックされます。

穴あけ<スロットロック加工>はこちら

シェルロック

シェルロック

「折り畳みフライトをよく使うけど、投げたダーツの衝突が気になる・・」という方にオススメ。

穴あけ<シェルロック加工>はこちら
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