2023.10.13 発売商品
「デクリプト」は、毎回各チームの出題者1人ずつが、秘密の指示コードを味方には伝えつつ相手チームには悟られないようにするため、「正座」「入浴剤」などの連想ヒントをひねり出したり、相手側の連想ヒントの解析によって指示コードを推理したりする、チーム戦のゲームです。
2023年版ではキーワードを全て一新し、よりわかりやすい説明書に改訂を加えてあります。
また、カードのデザインは従来と同じですので、拡張セットを混ぜて遊ぶことも可能です。
■ゲーム内容
できるだけ人数が揃うように2チームに分かれて、チームの勝利を競います。
ゲームを通して、チーム内で1・2・3・4の番号に対応したキーワードをランダムでセットし、共有します。
キーワードは、特殊なギミックにより、各チームのアナログコンピュータ風衝立のモニターにカードを差し込むことで浮き出る仕掛けです。
■秘密の3桁を仲間に伝える
毎ラウンド、各チームの1人ずつが「暗号化役」となり、「1-3-2」など、数字3桁の「秘密コード」をカードで入手します。
この秘密コードを、チームメイトに正確に当ててもらいながらも、一方で相手チームには悟られないための、「暗号化(=連想ヒント出し)」に挑戦します。
しかしながら、安易な連想ヒントでは相手チームに秘密コードを解読されてしまう危険も伴います。
なぜなら、これらの連想ヒントは相手チームにも伝わり、ラウンドごとに正解コードも発表され、それらがシートに記録・蓄積されていくからです。
相手に正確にコードを当てられてしまうと、解読成功の証として相手に「盗聴成功チップ」を与えてしまいます。
このチップを2枚集めた時点で勝ちです。
こうならないように、相手にはコード推理を混乱させるような、かつ、共有キーワードとセットならば番号との対応がギリギリ判るラインの連想ヒントを考えていきましょう。
★ここがおすすめ
チームメイトの知識を想定しながらの「判る範囲でぎりぎり遠い」連想ヒントを出し合いながら、シートに記録してきた情報を元にチームメイトと相談しあうのが楽しいゲームです。
相手チームの番号とキーワードの対応を考え、とつぜん稲妻のようにひらめく「ねえ、これってもしかして○○のことじゃないのかな…?」に「あー、絶対それだ! 天才!!」と盛り上がります。
とはいえ、そんな画期的なひらめきだったのに、どうやら間違っていて推理の迷路にハマったり、と、大人の語彙と抽象思考が存分に発揮された上でドラマが生まれます。
半導体出現以前のレトロなアナログコンピュータ風コンポーネントも魅力的。
じっくり楽しめる大人向けとして超おすすめです。
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